分析グループ

データを生み出す仕掛けづくりからデータを蓄積するための分析基盤の構築を手掛け、機械学習を活用したデータ分析によって KINTOが提供するサービスデジタルマーケティングの推進と高度化を目指すグループ。データ取得設計機械学習という4つのテーマをもとにしたソリューションを提供します。さらにKINTOだけでなく、トヨタ自動車の研究部門とも連携してトヨタファイナンスなどグループ企業とのコラボレーションも行われています。

TALK MEMBER

  • マネージャー

    K.N.

    マネージャー

    2019年10月入社。
    分析グループが手がける業務全般のマネージャーを務めながら、トヨタグループのデータ活用にも参画。名古屋オフィス勤務。カタログ通販会社でのデータベース・マーケティング~様々な予測システムの開発、繊維会社でのIoTなどのDX推進に従事した経歴を持つ。

  • データアナリスト

    M.H.

    データアナリスト

    2020年2月入社。
    データアナリストとしてWEBマーケティングに取り組む。メーカーのIT部門出身で、開発のサポートに取り組みながらデータ分析に携わったことをきっかけにKINTOテクノロジーズへ転職。

ABOUT GROUP

“新たな価値”を創出するためのデータ分析。

question 分析グループはどんなグループですか?

K.N.
KINTOが提供するサービスデジタルマーケティングの推進と高度化を目的に、様々な角度からデータに関わる業務に取り組んでいます。データ分析だけを行うのではなく、データを分析するために必要となる「データを取得するための仕掛けづくり」や「データを蓄積するための分析基盤の構築」も手がけているという特徴があります。WEBを通した新しい車の扱い方やモビリティサービスの実現のためにデータをどう活かすのかと向き合い、データによって新たな価値を創出する仕組みづくりに取り組んでいます。
M.H.
今はデータを分析するために、データを集める仕組みづくりに力を入れている段階です。お客様がサイトに訪問した際どのページにアクセスしたのか、どこに興味を持ったのかなどのデータを集められるタグを設置し、事業サイドの方が分析したいと思った時にできるような分析基盤の構築を進めています。
I.I.
今あるデータから現状を分析するだけでなく、未来の予測を行う仕組みも構築しています。グループの垣根を超えて、各サービスやオープンデータのデータを統合し、効果的かつ効率的に分析できる環境を提供することが目的です。

question 社内におけるグループの役割を教えてください。

K.N.
社内における最終的な役割は、データ分析をキーにデータドリブン経営を実現することです。社内に分析基盤を構築するだけでなく、データ分析によって新しい動きが起こる前触れや予兆をキャッチする機能を果たすことが求められています。そのためデータ分析からわかった結果だけを提示するのでなく、データに基づいた改善策を提案できるグループになることが重要だと考えています。
I.I.
データ分析の専門家として機械学習を積極的に取り入れ、データサイエンスのスキルを磨いていく=高度化と、社内におけるデータ分析の利活用を促進する=民主化、その両軸を意識する必要があると思います。技術を高めることと、高めた技術を誰でも簡単に使用できる仕組みをつくること、この2つの間に立ち実現するグループとして機能することが大切だと思います。

ABOUT WORK

データを引き出し、データを循環させる。

question それぞれの業務内容や抱えている課題について教えてください。

M.H.
データを分析することがデータアナリストの仕事です。しかしデータがなければ分析は行えず、そのタイミングでないと取れないデータも沢山あります。あらかじめその必要性を想定して取っておくように設定しておくことが大切で、分析を行うまでの準備がとても重要です。今はその準備に取り組んでおり、事業のことを理解すると同時に技術サイドのことを勉強しながら仕組みづくりを進めています。
I.I.
データエンジニアの主な仕事はデータ分析の基盤となる仕組みの構築ですが、今は肩書きに制限されることなくデータサイエンスの領域にも携わっています。データによって色々な要素を繋ぎ、データがサービスに活かされサービスからまた新しいデータを得るというデータのパイプラインをつくることが目的で、社内で利用するツールの開発にも取り組んでいます。
K.N.
高度化されていくデータサイエンスをどうビジネスに活かすのか、専門家でない人にとってブラックボックスとなりつつあるAIなどの機能をどう説明して広めていくかが課題です。良かれと思って付けた機能でもユーザー(お客様)のためにならなければ意味がないので、事業サイドが抱える課題を理解しながらデータ分析がビジネスに活かされる仕組みをつくっていく必要があると考えています。

question 仕事をする上で、何がモチベーションになっていますか?

M.H.
今は課題が沢山あることがモチベーションになっています。私が担当している車のサブスクリプションサービス「KINTO」は、まだまだ世の中に浸透しきっていない状態なのでやるべきことが山ほどあります。一人で黙々と作業するのではなく、事業サイドやWEBを制作しているチームとコミュニケーションを取りながら進めているので、大変さも共有しながら楽しんでいるところです。
K.N.
私は人をびっくりさせることが好きです。データ分析も今まで知らなかったことがわかるきっかけになることがあるのでデータから出た結果によって、誰かを驚かすことができると純粋に嬉しいですし、やりがいを感じます。仕事では色々な無理難題もありますが、メンバーたちが各々の視点で解釈して課題に取り組んでいるので、逆に気付かされることも多くそんな化学反応や成長がモチベーションになっていると思います。

ABOUT CULTURE

視点を磨くことが、成長に繋がる。

question KINTOテクノロジーズのどんな部分に魅力を感じて入社したのか、転職の動機を教えてください。

M.H.
専門的な知識を身に付けたいと思っていたので、前職で興味を持った分析に携われる仕事を探していました。その頃、ちょうどトヨタがサブスクを始めると発表していて、トヨタグループが始める新規事業という点に魅力を感じました。また結婚や出産などの生活の変化があっても仕事を続けたいと考えていたので、ここなら両立して働ける環境だと思えたことも転職を決意した理由のひとつです。
I.I.
グローバルな大学に通っていたので、KINTOテクノロジーズなら色々なグローバルなグループ会社とやりとりする機会があるのではないかと思い転職しました。分析グループについてはまだグローバルなフェーズを向かえていませんが、ゆくゆくはモビリティをテーマに様々な特性を持った地域の情報に触れることができると思うので、キャリア的にも業務的にもグローバルな環境で働ける可能性があることに魅力を感じています。

question 今のグループの雰囲気や環境について教えてください。

M.H.
一見分析グループの仕事ではないような業務も、会社として必要なことであれば幅広くフォローするという文化があると思います。また分析に特化した会社ではない分、事業サイドの方と一緒になってサービスを手掛けられるところが事業会社の中にあるデータ分析グループの特徴だと思います。
I.I.
M.H.さんが言うように事業会社の内製部隊として、自分たちで裁量を持って分析ができる環境があると思います。ただKINTOテクノロジーズ自体は若い会社でもトヨタグループのひとつであり利害関係者も多いため、スピード感に欠ける面があります。今はそこをコミュニケーションでどう改善できるか、模索しているところです。
K.N.
データ分析には終わりがないので、メンバーと実験し、改善しながらその時々の目的に向かって動き続けることが重要です。そのためグループ内ではものの見方についてよく話をしていて「虫の目・鳥の目・魚の目」に加えて、ものごとを逆さまに見る「こうもりの目」を持とうと伝えています。2人のようにそうした考え方ができる人材が集まっているので、刺激し合える環境だと思います。

ABOUT HUMAN RESOURCES

社会を変えるかもしれない0→1と1→10。

question どのような人がグループの環境に合っていると思いますか?

M.H.
K.N.さんが言うように色々な視点を持つことが重要なので、個人的にはグループの刺激になるような新しい視点で意見を言える人に来て欲しいと思います。また、トヨタグループのベンチャー企業というチャレンジングな環境ですし、色々な経歴の方が集まっているので、様々な考え方や、進め方がある中で、そこに対して前向きに歩み合いながら臨機応変に対応できる人が合うと思います。
I.I.
素直で、忍耐力があり、他人を尊重できることが重要だと思います。あとは考え続けられる人ですかね。自分の思考にどんなバイアスのパターンがあるかを理解しながら、自分のやりたいことに応じたスキルを磨いていける人であれば活躍できると思います。
K.N.
2人の意見に付け加えるとすると、こだわりを持っている人ですかね。探究心や新しいものへの興味を持っているメンバーが揃っているので、広い視野を持っていながら、自分の軸があるような方に来ていただきたいです。

question 最後に、求職者へ向けて伝えたいことがあればお願いします。

I.I.
さっきお伝えした「スピード感に欠ける」のフォローでもありますが、この体制だからこそ規模の大きいことを実現するチャンスがあると思います。車の分析ひとつとっても日本経済を動かすくらいのインパクトに繋がっていく可能性があります。自分たちでWoven Cityのような街をつくって循環化社会を目指している企業は他にないと思うので、0→1と1→10どちらも凄まじい規模で挑戦できるというのがKINTOテクノロジーズの魅力ではないでしょうか。
K.N.
トヨタグループには企業として成長し続けてきた歴史があります。また歴史を支えてきたフィロソフィーがあって、私自身その一員として働けることに喜びを感じています。そういった受け継がれてきたもののなかで、新しいモビリティとテクノロジーの掛け合わせの創造をしていくことが、KINTOテクノロジーズで挑戦する醍醐味でもあると思うので、探究心の強い方、自分で考えてものごとを良い方向へ改善していける方は興味があればぜひ応募してください。