NEWS お知らせ

HashiTalks: Japan 2023に登壇します。

KINTOテクノロジーズ株式会社は、9月14日(木)に開催される「HashiTalks: Japan 2023」に登壇します。
セッションでは、プラットフォーム開発部プラットフォームグループ クラウドインフラエンジニア 島川 寿希也が「Terraformを抽象化し環境構築の工数を削減する取り組みについて」ご紹介します。

イベント概要

名称 HashiTalks: Japan 2023
日程 2023年9月14日(木)10:00~14:00
会場 オンライン
参加費 無料
主催 HashiCorp
公式サイト hashi.co/hashitalks-japan

HashiTalksとは

HashiTalksはHashiCorpコミュニティチームが主催する、グローバル、テーマ別、または地域別に行われるライブストリームイベントです。 世界中のプラクティショナーをサポートすること、およびコミュニティメンバーの声を聞くことを目的としています。 HashiTalksはすべて、YouTubeとLinkedInでライブ配信されます。

地域別のHashiTalksでは、あらゆる技術レベルを持つユーザーや、好奇心旺盛なユーザーが、知識をバーチャルに共有し、ライブストリームチャットを使用して対話しています。

コミュニティメンバーの意見に耳を傾け、知識を深めるイベントです。

登壇情報

日時

2023年9月14日(木)11:05 - 11:20 ROOM1

タイトル

Terraformを抽象化し環境構築の工数を削減する取り組みについて

内容

クルマのサブスク「KINTO」を支えるKINTOテクノロジーズでは、AWSを中心にシステムインフラを全てTerraformで管理しています。 プロジェクトが次々と立ち上がる成長期ゆえに、環境をいかに早く提供するかという課題がありました。また、その後の運用まで考慮する必要がありました。

それらの課題に対応するため、resourceブロックを意識することなく、変数(locals)のみの定義で環境構築が行うことができる仕組みを用意し、現在運用しています。

初期構築だけではなく運用中の設定値の変更、リソースの追加、将来追加されるであろうサービスへの対応、マルチクラウドまで考慮し拡張性を持たせた仕組みになっています。

環境初期構築はインフラの設計さえ済んでいればコードの記載~作成までわずか30分程度で実施することができます。

また、このようにコードを共通化していることのメリットとして複数ある環境(dev/stg/prod)の管理も容易になっています。環境差異の対応についても変数(locals)でコントロールできるよう設計しています。

この仕組みをKINTOテクノロジーズでは「pack」と呼んでおり、今回はその「pack」のディレクトリ構造など含めた裏側と運用方法についてご紹介いたします。また、現在抱えている課題とそれを解決するためにTerraform Cloudを検討している件についてもお伝えいたします。

登壇者
クラウドインフラエンジニア 島川 寿希也

2022年8月入社。プラットフォームグループ所属。
グループ横断で組織全体のクラウドインフラの構築、設計、運用までを担当。